6203マヌエル・マレロ、キューバの新首相に(191221)
キューバの首相が不在になってから40年、今週土曜日の21日、キューバの国民議会はマヌエル・マレロ・クルスをその地位に任命した。
ミゲル・ディアス・カネル大統領の提案と議会の全回一致で、これまでの観光大臣が就任したもの。
最も最近のキューバ首相は、1976年のフィデル・カストロ・ルースで、その後定年まで閣僚会議の議長を務めた。
今年4月に可決された憲法改正で、首相を再び設けることとなった。
マレロは56歳の建築家で、2004年にフィデルに任命されて以来、観光を担当している。
ディアス・カネル大統領は、「外国のカウンターパートとの交渉における豊富な経験」に加えて、「共産党と革命に対する誠実さ、働く能力、忠誠心」を強調した。
大統領の選択は多くの人々を驚かせており、ロベルト・モラレス(健康大臣)、イネス・マリア・チャップマン(議員)なども候補とされていた。
新しいキューバ憲法は、政府の長である首相の任期は5年と定めている。同憲法第142条はまた、首相は「国民議会と共和国の大統領に対して責任があり、これらに報告の義務を負う。」と規定している。
キューバのBBC特派員、ウィル・グラントは、「新しい首相は政府の日常業務に責任を負うと期待されており、理論的には現在大統領にある責任を軽減するだろう。」と述べている。
「しかし、共産党と軍がキューバで決定を下す唯2つの組織であるので、政府のこうした変化は表面的なものだろうとキューバの専門家は見ている。」とグラント。
「首相が頻繁に中心的な政治的役割を果たしている他の国とは異なり、新しい地位には閣僚理事会の日常的な監督が伴う。」
BBC Mundo(2019/12/21)Manuel Marrero: ¿quién es el nuevo primer ministro de Cuba y qué funciones tendrá realmente?
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