6212ベネズエラ、クリスマス料理の工夫(2/2)(191225)
ユリスマリスは幸運だと思われている人の一人です。彼女は人口の多いカティアに住んでいて、そこにはモモ肉が届きました。彼女は、今年は以前よりも肉の部分が多いと言います。家族の5人に行き渡るほどではないですが、満足しています。
しかし、クリスマス・メニューのためには、肉のほかにガスが必要です。ガスもベネズエラの多くの地域で不足しています。 カラカスの彼女の地域にガスを供給するパイプがないため、彼女と周辺の隣人は、ボンベを満たしてくれるトラックの費用を負担しなければなりません。
お客の行列は長く、トラックが来るのはそう頻繁ではありません。また、いつトラックが現れるか、事前にはわからないので、ユリスマリスは非常に早い時間から待っていなければなりません。
「午前5時にここに来ました。」と彼女は言います。正午過ぎになってもまだ、空のさびたボンベを乗せたカートに寄りかかっています。
「ここではガスが問題です。」と彼女は嘆きます。「モモ肉をを焼くのにガスをどれだけ使うか想像してみてください。」
「ガスがなくなったら、別の手を打たなければなりません。薪を使うか、電気コンロを借りなければなりません。」
とにかくこの時期が来ると、どんな障害もベネズエラ人のモモ肉への欲求を止めるのに十分ではありません。
ダニエラは自身の論理を次のように説明します。「私たちベネズエラ人は伝統を守りたがり、モモ肉は最も重要なものの1つです。」
そして続けます。「本当のことを言いましょう。私はモモ肉が好きではありません。私はお腹が痛くなります。」
BBC Mundo(2019/12/24):La batalla del pernil: cómo se las ingenian los venezolanos para que el plato típico de la Navidad no falte en su mesa
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