6213米国、扇動的な傲慢さ、La Jornada紙社説(200104)
昨3日の朝、米国軍はイランのイスラム革命防衛隊の指導者であるカセム・ソレイマニ将軍を暗殺した。同じドローン攻撃で、イラク軍に統合された親イラン志向の民兵の連合であるハッシュド・アル・シャアビ(民衆動員部隊)No2であるアブ・メディ・アル・ムハンディスも殺害された。数時間後、ワシントンはハッシュド・アル・シャアビに対する別の砲撃を開始し、少なくとも6人が死亡した。
ドナルド・トランプ大統領の命令によって実行された攻撃は、数週間前に発生した対立激化のハイライトである。殺人事件が発生した背景を理解するために、状況を簡単に要約する価と、10月28日米国の軍人又は外交官を収容するイラク軍基地に対する11の攻撃が開始された。ペンタゴンは、攻撃をイランに支援されたヒズボラ民兵によるものと見なし、報復としてその施設に対する爆撃を開始し、25人が死亡した。先週の12月30日の火曜日、ヒズボラ支持者は、バグダッドのアメリカ大使館に対する暴力的な抗議で反応した。この外交本部は、いわゆるグリーンゾーンに位置しており、2003年のイラク侵攻以来、アメリカが設けた植民地弾圧を象徴する要塞化された施設である。
超法規的処刑は、中東における米国の日常的な嘆かわしい行動の一部であるが、昨日の攻撃は、少なくとも2つの点で新しいレベル達したと受け止められる。第一に、外国政府の最高ランクの人間の殺人という挑発の大きさは誇張してもし過ぎではない。被害者が権力に属している場合、そのような犯罪が巨大は軍事的反発を伴うことは明らかである。第二に、ワシントンとその同盟国は、いわゆるイスラム国家がイラクとシリアの広大な領土に展開することを黙認し、その拡大がシリアのバシャール・アル・アサド大統領の崩壊につながることを期待していたため、ハッシュド・アル・シャアビがイスラム国家との戦いの最前線にいたことである。これはさらに反米気分をさらに悪化させるのみである。
トランプの言が何であれ、こうした行動はイラク国民が切望する平和の実現不可能にしている。また、これら作戦の扇動的な本質は、ペンタゴンが3,500人の追加兵士を中東に送るという発表で明らかである。
繰り返すが、ホワイトハウスの借家人の高慢さと無責任が、超大国のパワーゲームの埒外にある何百万人もの市民に暴力の波をもたらすと脅している。
La Jornada Editorial(2020/1/4):Estados Unidos: arrogancia incendiaria
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