6202チリ、20歳の男性への警察の残虐な襲撃(191222)
チリの中心街にあるプラサ・イタリアでの抗議行動があった20日金曜日の午後、再び何百人もの抗議者と警察との衝突があった。
20歳のオスカル・ペレスは広場にいた人の一人であったが、装甲車に襲われたときのビデオは広く広がったばかりでなく、警察の虐待に対する非難を引き起こした。
21日土曜日、国連人権高等弁務官事務所は、この出来事について「懸念」を表明し、同様の出来事が「引き続き発生している。」と指摘した。
この事件は、新しい抗議の対象にもなり、何百人もの人々が「オスカーための正義、ピニェラ(大統領)のための監獄」をモットーに、検察庁や政府の他の組織に集まった。
10月にチリで抗議行動が発生して以来、チリ警察は、人権侵害などに関する数々の申し立てを受け、民間組織や国際組織から批判の的になっている。
国連の地域事務所も、「法執行機関が武力行使に関する国際基準を厳守することが急務である。」と声明した。
チリ国立人権研究所(NHRI)によると、この青年は骨盤骨折となり、入院、外科的処置が必要である。
一方当局者は、事件が抗議者の「 無謀な行動 」によるものであり、「交通事故」として調査中であると説明した。
人権研究所は、若者を轢いた装甲車(乗員)が「殺人未遂で告訴された。」とし、「INDHは刑事免責ではなく正義を求める。」とTwitterで述べた。
警察と抗議者の間の衝突は、当局が抗議を防ぐために配置した境界を、何人かの若者が越えた金曜日の日没に勃発発生した。
警察の見解では事件は、装甲車2台が「暴力集団」が奪った1台の警察用オートバイを奪い返そうとしたときに発生した。
ソーシャル・ネットワークのビデオでは、抗議者がパトカーに石を投げてバイクを守ろうしており、一方、装甲車の1台が加速し、若者の近くで曲がり、衝突した。
一方警察は、若い男が装甲車の行く先を「無謀に」横切ったとしている。
チリの抗議活動は10月中旬に、交通料金の上昇に対して始まった。
いくつかの暴力的な事件や略奪も記録されているが、市民の平和的な抗議は過激になり、政府の構造的な改革を求め始めている。
いくつかの措置を発表したが、事態を落ち着かせることができなかったセバスチャン・ピニェラ大統領は、11月に憲法改正を発表した。
しかし、抗議行動が2ヶ月以上続き、警察の対応に対する疑問が増え続けている。
機動隊によるゴム弾の使用により、約20人が死亡、数千人が負傷し、多くが視力を失った。
NHRIによると、警察の行動により2,300人が負傷し、そのうち220人が深刻な眼の外傷を負っている。
アムネスティ・インターナショナルなどの人道団体からの報告は、抗議が始まって以来、「抗議者に危害を加える」ための「意図的な方策」があったと主張している。
BBC Mundo(2019/12/22)Protestas en Chile: el brutal atropello a un joven de 20 años por un carro blindado de la policía que genera indignación en el país suramericano
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